授業内容

各学年の授業について

 

幼稚園

幼稚園児は、感覚的な体験や行動を通して学んでいきます。園児達が無意識に学び取る事柄は、教員のサポートによって概念として取り込まれ、明確な知識へと変化します。授業では園児の生活環境の語彙に加えて空間的な方向感覚や論理的関係の機能語に配慮して語彙力を高めます。(幼稚部ではひらがなの読み書きは導入していません。ですが、ひらがなに触れる機会はあります。)

小学校1-3学年

起点となるのは、家庭、母国、移住国における子供たちの日常的および個人的な経験です。

この頃はまだ家庭との結びつきが強く、各家庭の価値観が大きく影響します。授業では、聞く、話す、読む、書くのすべての言語能力を遊びの要素を取り入れながら向上させることに重点をおきます。読み書きは、学校の公用語であるドイツ語の読み書きを尊重した上で授業に組み入れます。

小学校4-6学年

この年齢の子供にとっては、同年齢の仲間同士がとても大切です。生活の中で触れるさまざまな生き方や文化に対して自然に関心を抱くようになります。家庭や学校、宗教といった自分を取り巻く環境とは全体的に良い環境にあり、疑問を抱くことはほとんどありません。通常は継承文化に対しても先入観を持たずオープンで自発的な態度を 示します。また、出身地にいる家族との関係や結びつきにも関心を示します。授業ではすべての言語能力を向上させますが、特に、学習言語能力の向上が中 心となります。

中学校7-9学年
中学生は、自分や周囲が持つ価値観に対して次第に批判的になっていきます。その結果、場合によってはこれまで慣れ親しんできた価値や規範を拒否したり、逆に美化したりすることもあります。HSK授業の意義を問い直すこともよくあります。教員は、このような生徒の変革的な状況をよく把握したうえで、様々な(人生の)モデルについて考察する授業 をします。それにより、生徒が、自分自身の状況を把握し、人格の形成を促進させ、独自の道を進むことを容易にします。様々な経験や価値観や帰属意識を各自の生活に融合させられるようにサポートします。授業では、それぞれに異なる能力や知識を認識した上で、生徒が独自の人格形成や職業に対する展望を発展させられるようにサポートします。重点は口頭および文章によるコミュニケーション、言語の考察、メディア教育です。習得した能力をさまざまな言語(継承語、ドイツ語、フランス語、英語)で活かし、類似性を引き出し、知識をネットワーク化していきます。このようにして、各々の言語能力や社会的行動力を向上させます。